Alsafi Bertha
アルサフィ ヴァーサ
〈 学年 〉3年E組 7番
〈 誕生日 〉12月5日 射手座
〈 年齢 〉不明
〈 身長 〉179cm
〈 利き手 〉左手
〈 出身 〉茨の谷
〈 部活 〉帰宅部
〈 得意科目 〉錬金術
〈 趣味 〉寝る事
〈 嫌いな事 〉無駄に強要される事
〈 好きな食べ物 〉お菓子全般、特に飴ちゃん
〈嫌いな食べ物 〉特に無し
〈 特技 〉人間観察、機微の察し
〈 寮 〉ディアソムニア寮
〈 ユニーク魔法 〉Fallen on Sleep ( フォーラン オン スリープ / 堕天の眠り:相手の精神に侵食し、 幻を見せたり記憶を読んだり偽の記憶を植えつけたりといった、精神に作用する力がある。一応相手の心身にダメージを与えずにいなすことも可能だが、繊細な技術が必須
〈 容姿 〉赤色が少し混ざった茶色のブランド髪をウルフカットにしており、サイドと襟足は刈り上げにして清潔さ重視の髪型。前髪はやや重たい印象が有るものの、時と場合によってオールバックにして明るい雰囲気を持たせたり 左流しにして色気を出したりと様々。後髪はこれといって特に気にしている訳では無く、毛先が彼方此方に向いてても可笑しくなければワックスを付けて完成という簡単なやり方。顔立ちは良くも悪くも無く、イケメン系や可愛い系よりかは綺麗系の少し中性的な傾向が有る顔。瞳は一般的よりも少しばかり大きく透明感の有る海色の瞳をしているがそこに何を写しているのかは分かりづらい。眉は短め気味で髪毛と同色の赤色寄りの茶色、口許に浮かべるのはどこか胡散臭い様な笑みだが、唇は薄く少しピンク色に染まっている。顔全体を見た時に年齢には相応しく無い様な幼い顔立ちをしているが髪型ひとつで簡単に変化してしまうので本人は余り気にしてはいない様子 / 左眼の下に黒子ひとつ、右側にアンチアイブロウ
〈 服装 〉学校指定の制服はジャケットとズボンのみ。月白色のストライプ柄が入った紺色のシャツを第二釦まで開けて着用し 深縹色の細めのナロータイを緩く縛っており、ストライプ柄同様 月白色のサスペンダーを着用している。その上に、学校指定のジャケットを羽織り、ズボンも学校指定のスーツパンツを履いている。スーツ一式、自分の丈に合った特注品の物を着用しており、また 指先まで有る黒色の手袋を常に嵌めている。出掛けたりするさいは 上記の服装にプラスして胸辺りまでしか無い黒色のコートを羽織っており ハットを被っている。靴は1cm程ヒールの入った黒光りの革靴で有り、気分に依っては茶色だったりする。余談だが、気分によってストライプ柄の色やサスペンダーの色は随時変わるが、ストライプ柄のシャツを着るというのは固定。また、ベストの着用も気分であり、釦は開けたまま派。色はその日のシャツに合わせて変わる為に割愛。ただ、ジャケットを着る回数よりベストを着ている回数の方が多いと思われる
〈 性格 〉雰囲気がふわふわしているような基本軽口を叩くけど大事な場面では格好良い兄貴(で有って欲しいと云う願望)。事実、お兄ちゃん気質は持っている為人懐っこかったり適度な距離を保てるのだが、余り自身の事は話さない秘密主義者。しかし仲の良い人や懐いてくれる人に対してはパーソナルスペースや許容範囲が大きくなり懐に入れたがり。生憎主人公タイプでは無いがメインには入っているであろう補佐タイプであり、自分の立場を生かして狡賢い知恵が働く持主でも有る。それらに加え面倒癖な性格が出るのか、掃除だったり片付けを苦手とし、最低限の事はするが、ベッドの上が縫いぐるみだらけだったり本が積み重ねてあったりとテリトリーでの片付けが苦手。それ故、寝所がソファで有ったり机上に要らない物が置いて有る事は当たり前、口癖の様に眠いと言っては欠伸をし誰かに凭れ掛かる事が多い / 喜怒哀楽の感情は顔に出る方で、嬉しい時や楽しい時はテンションと共に明るくなる。が、落ち着いた雰囲気の持ち主でも有る為焦ってる時などの表情は早々に見れないとか。気分屋ではあるものの、頼られる事は嫌いでは無く、周りが思っているよりも少し世話焼の傾向にある
〈 御伽噺 〉───昔々、今は無きとある国にある少年が訪問しました。その少年は漆黒色の4枚の翼を羽ばたかせ、まるで太陽の光を遮るように掲げる翼は、人々を魅了するのと同時に近付けないオーラも纏っていました。それは例え、心の広い国民しか住んでいないと謳われ、大変栄えた国でも同じ。そんな国で少年は一人の青年と出逢います。青年の名は " ✕✕✕ " 。話し掛ける人間もいなければ頼れる人間も居ない少年にとって、青年は貴重な存在と共に有難い存在でした。そう、なんといっても 利用価値のある人間 として 使い勝手の良い駒。しかし、その青年と関わっていくうちにいつの間にか少年は心は変わり、青年に好意を持つようになりました。純粋で綺麗で素直な好意 では無く、どろどろで穢い恋愛を含む好意 。日に日に大きくなっていく感情は自身のメーターを留まる事知らず、もうそろそろ青年から離れなければと勝手な判断をすれば、青年を残して黒い翼を拡げ違う国にへと旅立ちました。国から離れていた数年、青年がどう育ちどう時間を過ごしどう生きてきたのかは知りません。ただ、久し振りに逢いにいった青年が変わり果てた事だけは事実でした。顔だけでなく、身体中に付いた殴れらた痕、所謂根性焼きと呼ばれる煙草の火消痕、無理矢理抑え込まれたであろ爪痕、痛々しい痕に腹の底から黒い感情が湧き、手にしたはずの優しさは一瞬にして消えていました。少年は後悔と罪悪感、大きな怒りと悲しみに身を任せ、栄えていた国を一瞬にして消し去ります。その腕の中には、少年の永遠の魔法で眠った愛おしい青年を抱えて。勿論、真の愛の口付けを交わせば解けるという条件付きで。青年が眠っている間に少年はまた姿を消そうとします。それはただの自己満足の罪滅ぼし。青年の帰る場所を跡形もなく消してしまった事から。ただ、一度だけの口付けを許されるのなら、どうなっても構わないから永遠に姿を消す前に唇を許してくれと願った少年は青年の唇に唇を重ねました。するとどうでしょうか、少年の力では解けないと思っていたはずの魔法が簡単に解けてしまったのです。その後、2人は仲良くハッピーエンド、にはいきませんでしたが、青年から 優しさと勇気と愛 を教わった少年は今でもそれを大事にして生きているそうです。このお話は、少年が16歳の時の小話。───誰もが知る物語は、決して御伽噺では無い。
〈 備考 〉エルフの血が混ざっているため、人間離れした才能を開花する事が出来た。しかし、クォーター故に 耳が良いなどの事は親譲りしたが、顔立ちはそこまで変化する事も無く、瞳の色もエルフ特有の紫色では無く青色として産まれてきた / 年齢が不明なのはいつの頃から数えるのすら億劫になってしまったから。人間の年齢で数えた時、見た目は20代前半であるが、エルフの年齢で数えた時は、ざっと数千年だと思われる
〈 SV 〉「───新入生諸君、ディアソムニアへようこそ。副寮長の アルサフィ ヴァーサ です。…ンなにかしこまんないで?俺の事は気軽に アル ッて呼んで良いからさ。──あ、お兄ちゃん でも良いんだよ?」
「ウチの寮生がなにか?──嗚呼、それは失敬。あとでたっぷりと絞めておきます。ですが、貴方と相容れない者は全員悪ですか?違うでしょう?、先ずはウチの寮生の話しも聞いてやって下さい。それでも話が付かないと云うなら、俺が相手になりますが?」
「…クロウリーちゃん?勿論大好き。これでもかってくらいアイシテルけど、やっぱサムちゃんじゃない? んン゛、" はぁい、小鬼ちゃん " ど?似てね?、」
「なぁに、そんなに見てもお兄さんのちゅうしかあげられねェよ? いらないって?勿体ねェ事云うなよ。極上の快楽へと誘ってやるぜ?」
「ディアソムニアは大変高尚で神秘的な寮。それ故、一度触れ合ってしまえば魅了され虜になるモノ。魅惑的な刺激が欲しい者はさぁ、おいで。───永遠の眠りから覚める時は愛おしい人の口付けを。」