flare・palfam
フレア・パルファム
〈学年・クラス〉1-B
〈誕生日〉2/14 (水瓶座)
〈年齢〉16歳
〈身長〉168cm
〈利き手〉左(矯正されたので基本は右)
〈出身地〉薔薇の王国
〈部活〉サイエンス部
〈得意科目〉錬金術
〈趣味〉人間観察
〈嫌いなこと〉(事では無いが)女性
〈好き/嫌いな食べ物〉辛い物/ネバネバしたもの
〈特技〉他人に似合う香りの調香
〈寮〉ポムフィオーレ
〈ユニーク魔法〉 Dreamy moments (夢の様な一時を)魔法の香水を調香する事が出来る。意中のあの人を振り向かせる事も、憎いあの子を記憶から消す事も、眠れない日の睡眠薬にも。けれど全て一時の夢に過ぎない。彼の魔法は完全では無い。全ての効果は1時間だけ。其れが終われば全て元通り。…さぁ使い方は貴方次第。貴方はコレをどう生かす?使用方法は魔法を掛けたい相手に魔法の篭もった香水を1つ振り撒くだけ。2回目からは振り撒いても唯のいい匂いの香水にしかならない。夢を見れるのは最初の1回だけ。使い切ってから又の御利用をお願い致します。…欲張りはいけないよ。どうなるかなんて、僕は知らないから。 
〈性格〉寡黙で人との関わりを苦手とする。故に無愛想で何処か冷めた態度を取りがちではあるものの唯人との会話に不慣れなだけで根は優しい子である。よく冷たい人だと勘違いされがち。街で有名な魔法香水屋を営む父と、父の再婚相手の継母とその一人娘と暮らしていた。妹に当たる少女の話を彼は頑なに口にしようとはしない。調香は趣味の範疇で行っていたもの、然し父の血筋か何時しか其れは魔法の香水に変わっていた。はじめのうちは簡単に途切れた夢の時間も徐々に伸び始め今や1時間。…けれど本人は其れを嬉しくは思っていない。卑屈で、其れでいていつもオドオドしている。けれど自分の好きな物に対しては真っ直ぐで頑固な一面も。基本は敬語だけれど慣れて来たらタメが入り交じる事も。表情は常に視線を逸らし、誰とも顔を合わせない。好きな物に対してだけ饒舌になる。人間観察が趣味、自身でも気付かない程に他人をガン見している時がある。その時だけ距離の近さを発揮しては我に返り何故か自分が驚く。独占欲が強く、1度自分のものと決めた物には自身の作った香水の香りを執拗に付ける。身体を動かす事が苦手。心を開けば貴方の隣に寄り添う事でしょう。…ずっと。
〈過去〉物心ついた時から母が居なかった。故に彼の世界は何時だって調香する父の姿しか目に映らなかった。お父様に認められたい、お父様の様になりたい、と。はじめのうちは父の様な魔法の香水屋の跡取りとして、調香を繰り返していただろう。父に褒められる為、父の隣に立つ為に…ある日、父が再婚をすると切り出した。綺麗な母に迚可愛らしい妹。彼の生活に花が咲いた。綺麗な綺麗な、僕のお母様。そして可愛い可愛い、僕の妹。…けれど、其れ以来父は、僕の事を見てくれなかった。母と妹に付きっきり、僕よりも小さな妹を可愛がる父。その感情はきっと嫉妬だったのかも知れない。可愛い可愛い僕の妹、…憎い憎い、継母とその娘。妹は純粋に兄と接しようとした、可愛らしい笑顔で僕を見るんだ。けれど僕はその綺麗で可愛らしい笑顔が大嫌いだった。 …そんな中僕の元に来た黒い馬車。噫、選ばれたのは僕だった。当たり前だ、妹は魔法なんて使えやしない。僕だけが父の為にこの店の跡を継げる。ねぇお父様、僕の事を褒めて。僕、選ばれたんだ。…けれど。母とも妹とも仲良く出来なかった僕に、父は見向きもしてくれ無かったんだ。噫、僕よりも女の方が良いの?…僕はこんなにもお父様の為に頑張っていたのに。以来彼は、調香を嫌った。けれど、皮肉な事に彼のユニーク魔法は明らかに。…父の魔法よりも秀でて居たのだ。 
〈容姿〉淡いパープルの髪を真っ直ぐ切り揃え前髪で片目を隠している。別に隠したいものがある訳でも無い、けれど人との接触を控えていた彼には人が視界に映る事さえも怖いんだ。サイドは少し長めに、後ろは少しだけ癖っ毛気味で所々跳ねている所も。後ろは刈り上げている。伏し目がちの切れ長の瞳に甘い蜂蜜を彷彿とさせる密色の瞳。けれど決してその瞳を貴方に向ける事は無い。愛想笑いを浮かべる度に片八重歯がちらりと覗く。そして口元には1つの黒子。左耳にはドロップイヤリングを施している。…噫、これは一体誰に貰ったものだったか。毎日肌身離さず着用しているが其れに意味はあっただろうか。フリルシャツにリボンタイ、中に寮カラーであるパープルのコルセットを着用している。その他目立った気崩しは特に無し、寮の腕章をよく弄る癖がある為、リボンがすぐ解けて仕舞うのだとか。節くれだつ指先に黒のネイルを。アイメイクとリップは欠かせない。 
〈SV〉「…フレア・パルファム。……僕、もう帰っても良いですか。」
「…はぁ。そんな事、言われても。…僕には関係無い、ですし。」
「…ッわ!?…あ、…す、すみません…えと…貴方の瞳が、綺麗だった…から、」